カーリースは中途解約できる?違約金の仕組みと途中で返せる3社を比較【2026年】
2026.08.02/2026.08.03 update
転勤などで車が必要なくなったり、結婚・出産をきっかけに違う車へ乗り換えたくなったりすることはあります。
また、将来の免許返納や、事故で車が全損した場合を考えると、「カーリースは契約途中でも解約できるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、カーリースは原則として中途解約できません。
やむを得ない事情で解約が認められた場合でも、残りのリース料や契約時に設定した残価、事務手数料などを含む中途解約金が請求される可能性があります。
ただし、すべてのカーリースが同じ条件というわけではありません。なかには、専用のプランやオプションへ加入することで、所定の期間が経過したあとに中途解約金なしで車を返却できるサービスもあります。
この記事では、カーリースを途中で解約しにくい理由や違約金の仕組みを分かりやすく解説したうえで、途中返却に対応している「オリコで乗ーる」「KINTO」「オリックスカーリース」の3社を比較します。
- 結論|カーリースは原則として中途解約できない
- やむを得ない事情があれば解約できる場合がある
- 全損事故では強制的に中途解約になることもある
- カーリースを途中で解約しにくい理由
- 契約期間全体を前提に月額料金を計算しているため
- 残価を差し引いて月額料金を抑えているため
- カーリースと購入ローンの違い
- カーリースの中途解約で請求される違約金はいくら?
- 違約金は残りの月額料金だけでは決まらない
- 中途解約時に発生する可能性がある費用
- 具体的な金額は契約者本人が試算を依頼する
- 途中で返せるカーリース3社を比較
- オリコで乗ーる|車種の選択肢を広く持ちながら解約リスクに備えられる
- KINTO|契約直後から解約の可能性がある人に向いている
- オリックスカーリース|2年程度で返却する可能性がある人に向いている
- 途中で返せるカーリースは返却時期で選ぶ
- オリコで乗ーるは中途解約オプションで途中返却に備えられる
- オリコで乗ーるの中途解約オプションとは
- 解約金なしで返せる時期
- 中途解約オプションの適用条件
- 解約金0円でも追加精算が完全に0円とは限らない
- 免許返納オプションとの違い
- オリコで乗ーるがおすすめの人
- 将来の変化に備えたプランを相談する
- KINTOは解約金フリープランならいつでも返却できる
- 月額5か月分相当の申込金が必要
- 初期費用フリープランは中途解約金が発生する
- トヨタ・レクサス車を希望する人向け|SUBARUは対象外
- オリックスカーリースは一定期間後に返却できる
- 「いまのりくん」は2年経過後から返却可能
- 長期プランは契約満了2年前から返却可能
- 傷や走行距離超過による精算に注意
- 中途解約のリスクを抑える5つのポイント
- 必要以上に長い契約期間を選ばない
- 転勤や引っ越しの可能性を考える
- 中途解約オプションの対象期間を確認する
- 全損時の解約金を補償できる任意保険を検討する
- 月額料金だけでなく総支払額も比較する
- カーリースを中途解約するときの流れ
- 1.契約書で中途解約条件を確認する
- 2.契約した販売店またはリース会社へ連絡する
- 3.中途解約金の試算を依頼する
- 4.車両の査定を受ける
- 5.解約金や原状回復費を確認する
- 6.解約書類を提出する
- 7.車を指定場所へ返却する
- カーリースの中途解約に関するよくある質問
- 転勤を理由に中途解約できますか?
- 事故で全損した場合も違約金がかかりますか?
- 免許返納なら無料で解約できますか?
- 残りのリース料を払えば解約できますか?
- 解約金を分割払いできますか?
- 車を買い取れば中途解約できますか?
- ライフスタイルが変わる可能性がある方へ
結論|カーリースは原則として中途解約できない

カーリースは、契約時に決めた期間を最後まで利用することを前提としているため、原則として契約者の都合による中途解約はできません。
「転勤で車が不要になった」「家族が増えたので別の車へ乗り換えたい」といった事情があっても、自由に契約を終了できるとは限らない点に注意が必要です。
やむを得ない事情があり、リース会社が中途解約を認めた場合でも、残りのリース料や残価、事務手数料などを含む中途解約金が請求される可能性があります。
そのため、数年先の生活環境が変わる可能性のある方は、月額料金だけでなく、契約期間や途中返却の条件まで確認してから申し込むことが大切です。
やむを得ない事情があれば解約できる場合がある
一般的なカーリースでは中途解約が制限されていますが、契約を続けることが難しい事情がある場合は、リース会社の判断によって解約が認められることがあります。
中途解約の相談が必要になる主なケースとして、次のような事情が挙げられます。
- 海外赴任などにより、長期間車を使用できなくなった
- 病気やけがによる長期入院で運転が難しくなった
- 契約者が亡くなった
- 高齢や健康上の理由から運転免許証を返納した
- 事故による全損や盗難で車を使用できなくなった
- その他、リース会社がやむを得ない事情と認めた
ただし、これらの事情があれば必ず解約できるわけではありません。解約の可否や手続き、必要な費用は、契約内容とリース会社の判断によって異なります。
特に注意したいのは、「中途解約が認められること」と「解約金がかからないこと」は別だという点です。
やむを得ない事情による解約であっても、残りの契約期間に応じたリース料や残価、事務手数料などをもとに中途解約金が算出される場合があります。
車に傷やへこみがある場合や、契約時に定めた走行距離を超えている場合は、別途精算が必要になる可能性もあります。
なお、オリコで乗ーるで中途解約を希望する場合は、まず契約先へ相談し、中途解約金の試算を依頼します。提示された金額や返却条件を確認し、合意したうえで支払いと解約手続きを進める流れです。
全損事故では強制的に中途解約になることもある
事故によって車が修理できない状態になった場合や、修理費が車の価値を大きく上回る「経済的全損」と判断された場合は、契約者が継続を希望していても中途解約になることがあります。
カーリースは、リース会社が所有する車を一定期間借りて使用する契約です。全損や盗難によって対象の車を使用できなくなると、同じ車で契約を継続できないため、中途解約の手続きが必要になる可能性があります。
オリコで乗ーるを運営するオリコオートリースの公式FAQでも、全損によって車の使用が困難になった場合は、中途解約金の試算と解約手続きが必要になると案内されています。
※オリコで乗ーるに関する中途解約の説明は、運営会社であるオリコオートリースの公式FAQを参考にしています。実際の条件や費用は契約内容によって異なるため、契約書・約款を確認のうえ、契約した販売店へお問い合わせください。
カーリースを途中で解約しにくい理由
カーリースを途中で解約しにくいのは、契約期間を最後まで利用することを前提に、月額料金や契約満了時の車の価値が設定されているためです。
利用者の都合で契約を途中終了すると、まだ回収できていない車両代や残りの契約期間にかかる費用、契約時に設定した残価などを精算する必要があります。そのため、一般的なカーリースでは中途解約が制限されています。
契約期間全体を前提に月額料金を計算しているため
カーリースの月額料金は、単純な「車のレンタル代」ではありません。リース会社が利用者の希望する車を購入し、契約期間や走行距離などの条件に合わせて月額料金を設定します。
月額料金には、主に次のような費用が含まれます。
- 車両本体価格
- 登録時の諸費用
- 自動車税(種別割)
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- リース会社の手数料
- 車検・点検・消耗品交換などのメンテナンス費用
- 契約内容に応じて追加したオプション費用
オリコで乗ーるでも、選択したプランに応じて税金や車検、メンテナンスなどの費用を月額料金にまとめられます。まとまった初期費用や車検時の大きな出費を抑え、毎月の支払いを一定にしやすい点がカーリースのメリットです。
一方で、これらの費用は契約期間全体で回収することを前提に組まれています。途中で解約すると、リース会社は予定していた車両代や手数料などを回収できなくなるため、利用者が車を返却するだけで契約を終了することはできません。
オリコで乗ーるで通常の中途解約が認められた場合も、残りの月額料金だけではなく、事務手数料や残価、車両の査定価格などを含めて中途解約金が計算されます。
そのため、「月額3万円で残り24か月なら72万円」といった単純な計算では、実際の中途解約金を判断できません。契約者本人が、契約した販売店へ試算を依頼する必要があります。
オリコで乗ーるを運営するオリコオートリースの公式FAQでも、リース期間中の解約は原則としてできず、解約が認められた場合は中途解約金の支払いが必要になると案内されています。
残価を差し引いて月額料金を抑えているため
カーリースでは、契約満了時に残っていると予想される車の価値を「残価」または「残存価格」として設定することがあります。
例えば、車両本体価格が300万円で、契約満了時の残価を90万円に設定した場合、車両価格から残価を差し引いた210万円を基準に月額料金を計算するイメージです。
| 計算項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 車両本体価格 | 300万円 |
| 契約満了時の設定残価 | −90万円 |
| 月額料金を計算する際の車両価格部分 | 計算結果 210万円 |
| 追加される費用 |
税金・保険料・登録費用・ |
※上記は残価の仕組みを説明するための簡略例です。実際の月額料金は、車種・契約期間・走行距離・プランなどによって異なります。
契約満了まで利用すれば、当初設定した残価を前提に車を返却し、契約を終了できます。しかし、契約途中で返却すると、返却時点の車両価値と契約時に設定した残価の条件が合わなくなります。
そのため、中途解約時には契約上の残価だけでなく、返却時点での車両査定価格も確認されます。事故歴や大きな傷、へこみ、過走行などによって査定価格が下がっている場合は、中途解約時の負担が大きくなる可能性があります。オリコオートリースは、残価を「リース満了時の車両売却予想価格」と説明しており、残価を設定することで月額リース料を軽減できると案内しています。
カーリースと購入ローンの違い
カーリースと一般的な自動車ローンでは、月額料金を計算する前提が異なります。
| 比較項目 | カーリース |
一般的な 自動車ローン |
|---|---|---|
| 契約の目的 | 車を一定期間借りて利用する | 車を購入する |
| 車の所有者 | リース会社 | 購入者または完済まで信販会社など |
| 支払いの基準 | 車両価格から残価を差し引き、税金などを加えて計算 | 車両の購入代金を基準に返済 |
| 税金・車検費用 | プランによって月額料金に含められる | 原則として別途支払う |
| 契約途中の終了 | 原則として中途解約できない | 繰り上げ返済や売却を検討できる |
※所有者や支払い条件、繰り上げ返済・売却の可否は、ローン会社や契約内容によって異なります。
一般的な自動車ローンは、車両の購入代金を借りて返済する仕組みです。一方、カーリースは車両そのものを借りる契約であり、契約期間と残価を前提に月額料金を設定します。
つまり、カーリースの月額料金を抑えやすい仕組みと、中途解約しにくい仕組みは表裏一体です。
転勤や家族構成の変化などで途中返却する可能性がある方は、必要以上に長い契約期間を選ばず、中途解約オプションの有無や適用開始時期まで確認しておきましょう。
※残価や中途解約金の説明は、オリコで乗ーる公式FAQおよび運営会社のオリコオートリース公式FAQを参考にしています。実際の条件は契約内容によって異なるため、契約書・約款をご確認ください。
カーリースの中途解約で請求される違約金はいくら?
カーリースの中途解約で請求される違約金には、一律の金額や決まった相場はありません。
オリコで乗ーるの場合も、契約期間、解約する時期、残りのリース料、契約時に設定した残価、返却時の車両査定価格などをもとに中途解約金が計算されます。
そのため、「月額料金×残りの契約月数」だけで正確な金額を計算することはできません。
特に契約して間もない時期に解約する場合や、事故・傷・過走行などによって車両査定価格が下がっている場合は、中途解約金が高額になる可能性があります。
なお、一般的には「違約金」と呼ばれることがありますが、オリコで乗ーるの運営会社が公開している公式FAQでは「中途解約金」または「解約損害金」と表記されています。
違約金は残りの月額料金だけでは決まらない
オリコで乗ーるを運営するオリコオートリースの公式FAQでは、中途解約金の基本的な考え方を次のように示しています。

それぞれの項目を簡単に説明すると、次のようになります。
| 計算項目 | 内容 |
|---|---|
| 01 未払リース料 + 加算 | すでに支払日を迎えているものの、支払われていないリース料や費用 |
| 02 遅延損害金 + 加算 | 未払リース料に対して発生する損害金 |
|
03
残期間分 リース料 + 加算 |
解約後に支払う予定だった残りのリース料 |
| 04 事務手数料 + 加算 | 解約証書などの書類発行や手続きにかかる費用 |
| 05 残存価格 + 加算 | 契約満了時に残っていると想定した車の価値 |
| 06 未経過費用 − 減算 | リース料に含まれている費用のうち、解約日までに発生しなかった費用 |
| 07 車両査定価格 − 減算 | 中途解約時点における車の査定価格 |
※実際の計算項目や金額は、契約内容・解約時期・車両の状態などによって異なります。
中途解約金の計算では、残りのリース料や残価などを加算したあと、未経過費用と返却する車の査定価格が差し引かれます。つまり、返却する車の査定価格が高ければ中途解約金を抑えられる可能性があります。一方、事故歴、大きな傷やへこみ、車内の汚れ、過走行などによって査定価格が下がると、契約者の負担が増える可能性があります。
例えば、月額料金が3万円で契約期間が24か月残っていても、「3万円×24か月=72万円」がそのまま中途解約金になるわけではありません。未払いの有無や残価、事務手数料、未経過費用、車両査定価格などを含めて計算されます。
オリコで乗ーるの中途解約金は、残りの月額料金だけを見て判断しないことが大切です。
中途解約時に発生する可能性がある費用
オリコで乗ーるを途中で解約する場合は、契約内容や車の状態に応じて、次のような費用が発生する可能性があります。
- 01 支払日を迎えている未払いのリース料
- 02 未払いに対する遅延損害金
- 03 残りの契約期間に相当するリース料
- 04 契約時に設定した残価
- 05 解約手続きにかかる事務手数料
- 06 車の傷やへこみなどに関する原状回復費用
- 07 走行距離超過による追加精算、または査定価格への影響
- 08 車両査定にかかる費用
- 09 車両の引き取りや返却にかかる費用
- 10 そのほか中途解約に伴って発生した費用
- 11 消費税
※すべての費用が必ず発生するわけではありません。請求項目や金額は、契約内容・解約時期・車両の状態・返却方法などによって異なります。また、未経過の税金や保険料、メンテナンス費用など、解約日までに発生しなかった費用については、中途解約金から差し引かれる場合があります。
具体的な金額は契約者本人が試算を依頼する
中途解約金の具体的な金額を知りたい場合は、契約者本人から、契約した販売店またはオリコで乗ーるの契約窓口へ試算を依頼します。
公式FAQでは、中途解約金の試算依頼を受け付けられるのは、原則として「契約者本人」または「販売代理店」に限られています。家族や買取業者、保険会社などの第三者からは依頼できません。
試算を依頼しただけで、すぐに中途解約が確定するわけではありません。提示された金額と車両の返却条件を確認し、内容に合意したあとで、中途解約金の支払いと解約証書の手続きを進めます。
また、試算できるのは、原則として依頼した当月または翌月に解約する場合の金額です。数か月先の金額は、車両査定価格や契約残期間などが変わるため、正確に算出できない場合があります。
オリコで乗ーるの中途解約金は、原則として一括での支払いが必要です。負担できる金額か確認してから、正式な解約手続きへ進みましょう。
※中途解約の条件や計算方法は、個別の契約内容によって異なります。正確な金額は契約書・約款を確認のうえ、契約した販売店またはリース会社へお問い合わせください。
途中で返せるカーリース3社を比較
カーリースは原則として契約途中で自由に解約できませんが、一定の条件を満たせば、中途解約金なしで車を返却できるサービスもあります。ただし、「いつ返せるのか」「事前に費用が必要か」「返却時に追加精算が発生するか」はサービスによって異なります。途中で車が不要になる可能性がある人は、月額料金だけでなく、返却できる時期と条件まで確認しておきましょう。
カーリース3社を比較 返却できる時期・必要な費用・注意点をチェック
| サービス |
中途解約金なしで 返せる時期 |
事前費用・ オプション |
主な注意点 |
|---|---|---|---|
オリコで乗ーる
有料オプション
|
4~5年契約 3年目以降 6年以上の契約 満了2年前以降 |
月額オプション
月額1,100円 (税込)~ |
3年以下の契約は加入不可。輸入車は7年以上の契約のみ対象です。 |
KINTO
解約金フリープラン
|
解約金フリープラン
契約期間中 いつでも |
申込金
月額5か月分 相当 |
契約期間は3年。未払い利用料や返却時の精算が発生する場合があります。 |
|
オリックス
カーリース プランに含まれる |
いまのりくん 2年経過後 その他の新車プラン 満了2年前 |
追加オプション不要
対象プランの 仕組みに含まれる |
原則2か月前までの申し出が必要。傷や過走行による請求の可能性があります。 |
※「中途解約金なし」でも、未払い料金や車両の傷・走行距離超過などにより、返却時の精算が発生する場合があります。適用条件は契約前に各社の公式情報をご確認ください。
※2026年7月時点の公式情報をもとに作成しています。実際の適用条件は、契約する車種・期間・プランによって異なります。
オリコで乗ーる|車種の選択肢を広く持ちながら解約リスクに備えられる
オリコで乗ーるでは、契約時に「中途解約オプション」を付けることで、所定の期間が経過したあとに中途解約金なしで車を返却できます。解約できる時期は、契約期間によって次のように異なります。
- 4~5年契約:リース契約開始から3年目以降
- 6年以上の契約:契約満了日の2年前以降
オプション料金は月額1,100円(税込)からです。ただし、3年以下の契約には中途解約オプションを付けられません。また、輸入車の場合は7年以上の契約が対象です。
未払いのリース料がないことや、車を原状回復して返却することなどの適用条件もあります。条件を満たしていない場合は、差額などを請求される可能性があるため、契約前に詳しい条件を確認しておきましょう。オリコで乗ーる「中途解約オプション」
オリコで乗ーるの特徴は、中途解約への備えだけではありません。国産車・輸入車を含む約300車種から選べるため、車種の豊富さと将来の契約変更リスクを両立したい人に向いています。オリコで乗ーる公式サイト
KINTO|契約直後から解約の可能性がある人に向いている
KINTOの「解約金フリープラン」は、契約期間中であれば、いつ解約しても中途解約金が発生しないプランです。転勤、結婚、家族構成の変化などによって、契約して間もない時期に車が不要になる可能性がある人に適しています。
一方で、契約時には月額利用料5か月分相当の申込金が必要です。例えば月額利用料が5万円の場合、申込金は25万円相当になるため、契約開始時の負担は大きくなります。解約金フリープランの契約期間は3年で、ボーナス払いは利用できません。申込金の支払いは、審査完了後の契約締結時にクレジットカードで行います。KINTO「契約プラン」
また、「中途解約金0円」は、すべての支払いが不要になるという意味ではありません。解約希望日までの未払い利用料は支払う必要があり、車の損傷や走行距離の超過などによって返却時の精算が発生する場合もあります。解約希望日の直前に申し込んでも、すぐに返却できるわけではありません。解約金フリープランでは、解約希望日の前々月中に手続きする必要があります。KINTO「中途解約について」
オリックスカーリース|2年程度で返却する可能性がある人に向いている
オリックスカーリースの「いまのりくん」は5年契約ですが、契約開始から2年が経過すれば、原則として解約金なしで車を返却できます。「転勤先で数年間だけ車が必要」「子どもの成長に合わせて数年後に車種を変えたい」など、2~3年程度で車を返却する可能性がある人に適したプランです。
ほかの新車プランも、契約満了の2年前から返却できます。
- いまのりセブン:5年経過後
- いまのりナイン:7年経過後
- いまのりイレブン:9年経過後
中途解約オプションを別途追加する仕組みではなく、一定期間経過後の返却制度が各プランにあらかじめ組み込まれています。オリックスカーリース「いまのりシリーズ」ただし、解約を希望する場合は、原則として2か月前までに申し出る必要があります。
また、解約金なしで返却できる時期を迎えていても、車の損傷状態によって請求が発生する場合があります。契約満了前の返却時に走行距離が「経過月数×2,000km」を超えている場合は、超過1kmにつき8円が追加請求されます。オリックスカーリース「よくある質問」
途中で返せるカーリースは返却時期で選ぶ
3社を比較すると、適している人は次のように分かれます。
契約直後から解約する可能性がある人
KINTOの解約金フリープランが候補です。ただし、月額5か月分相当の申込金が必要になります。
2~3年程度で返却する可能性がある人
2年経過後から返却できる、オリックスカーリースの「いまのりくん」が候補です。
豊富な車種から選びながら中途解約にも備えたい人
約300車種を扱い、有料の中途解約オプションを付けられるオリコで乗ーるが候補です。
「解約金なし」という言葉だけを見るとKINTOが有利に見えますが、申込金を含めた契約開始時の負担も比較する必要があります。
オリコで乗ーるは、契約直後から自由に返せるサービスではありません。しかし、月額1,100円(税込)からのオプションで将来の中途解約に備えながら、国産車・輸入車を含む約300車種から選べる点が強みです。解約のしやすさだけで順位を決めるのではなく、「いつ返す可能性があるのか」「初期費用をどこまで負担できるのか」「乗りたい車を選べるのか」を踏まえて比較しましょう。
オリコで乗ーるは中途解約オプションで途中返却に備えられる
カーリースは長期契約が基本のため、契約途中で車が不要になっても、原則として自由に解約できません。やむを得ず途中で解約する場合は、残りのリース料や残価、事務手数料などを含む中途解約金が必要になることがあります。
オリコで乗ーるには、こうした将来のリスクに備えられる「中途解約オプション」が用意されています。
一定期間が経過し、車両の状態など所定の条件を満たしていれば、中途解約金を支払わずに車を返却できます。転勤や家族構成の変化などによって、契約期間中に車が不要になる可能性がある人にとって、検討する価値のあるオプションです。
オリコで乗ーるの中途解約オプションとは
中途解約オプションは、契約開始から所定の期間が経過したあとに、中途解約金なしでリース契約を終了できる有料オプションです。オプション料金は月額1,100円(税込)から。実際の料金は、選ぶ車種や契約期間、ほかのオプションとの組み合わせなどによって異なります。
一般的なカーリースでは、転勤や海外赴任、結婚、出産、子どもの独立などによって必要な車が変わっても、契約満了まで同じ車に乗り続ける必要があります。中途解約オプションを付けておけば、一定期間経過後に車を返却できるため、長期契約による将来の不安を軽減できます。
ただし、契約直後から自由に解約できるわけではありません。契約期間や車種によって加入条件が異なるため、見積もりや商談の段階で確認しておきましょう。
解約金なしで返せる時期
中途解約金なしで車を返却できる時期は、リースの契約期間によって異なります。
- リース期間が5年以下の場合
リース契約開始から3年目以降 - リース期間が6年以上の場合
契約満了日の2年前以降
例えば5年契約なら、契約開始から3年目以降が対象です。7年契約の場合は、契約満了の2年前にあたる5年経過後から対象になります。ただし、リース期間が3年以下の場合は中途解約オプションに加入できません。
また、輸入車は契約条件が異なり、7年以上のリース契約に限って加入できます。ベンツやBMW、テスラなどの輸入車を検討している人は、契約期間とオプションの適用条件を必ず確認しましょう。
| リース契約の条件 | 中途解約金なしで返却できる時期 |
|---|---|
| 01 3年以下の契約 | オプション加入不可 |
| 02 4~5年の契約 | 契約開始から3年目以降 |
| 03 6年以上の契約 | 契約満了日の2年前以降 |
| 04 輸入車 | 7年以上の契約のみ加入可能 |
※輸入車は返却可能時期ではなく、中途解約オプションの加入条件を記載しています。適用には車両状態など所定の条件があります。
中途解約オプションの適用条件
返却可能な時期を迎えていても、自動的に中途解約金が免除されるわけではありません。中途解約オプションを利用するには、主に次の条件を満たす必要があります。
- 解約月までの未払いリース料がない
- 案内された方法に従って車を返却する
- 車に大きな損傷がなく、原状回復されている
- 契約後に無断で改造していない
- レースなど通常とは異なる用途に使用していない
- 車検や法定点検を適切に受けている
- 契約時に設定した走行距離を超えていない
- そのほか契約で定められた条件を満たしている
走行距離は、単月ごとではなく、基本的に次の基準で確認されます。
契約月間走行キロ数×解約日までのリース期間(月数)
例えば月間1,000kmの契約で36か月後に返却する場合、基準となる走行距離は36,000kmです。条件を満たしていない場合は、中途解約金が不要でも、原状回復費や走行距離超過分などの支払いが必要になる可能性があります。
解約金0円でも追加精算が完全に0円とは限らない
中途解約オプションにおける「中途解約金なし」は、返却時にかかる費用がすべて0円になるという意味ではありません。
次のような状態で車を返却すると、追加精算が発生する可能性があります。
- 通常使用の範囲を超える大きな傷やへこみがある
- 車内に落ちない汚れや臭いが残っている
- 契約後に取り付けた部品や改造箇所が元に戻されていない
- 契約時に設定した走行距離を超えている
- 車検や法定点検を受けなかったことで損耗が生じている
走行距離を超過した場合は、公式サイト上で超過1kmにつき15円を乗じた金額が案内されています。
「中途解約金なし」と「返却時の追加精算なし」は別の条件です。
返却時の負担を抑えるためにも、定期的にメンテナンスを行い、傷やへこみを放置しないことが大切です。走行距離が多くなりそうな人は、実際の利用状況に合った月間走行距離を設定しておきましょう。
免許返納オプションとの違い
オリコで乗ーるには、中途解約オプションとは別に「免許返納オプション」も用意されています。どちらも所定の条件を満たすことで中途解約金が不要になりますが、対象となる理由が異なります。
| オプション | 主な対象 |
|---|---|
|
01
中途解約 オプション |
転勤、家族構成の変化、 車が不要になった場合など |
|
02
免許返納 オプション |
所定期間経過後に運転免許証を 自主返納・失効した場合 |
※利用には所定の条件があります。加入条件や適用時期は、契約前に必ず確認してください。
免許返納オプションは、契約開始から2年が経過し、3年目以降に免許を返納または失効した場合に利用できます。ただし、交通違反などの罰則による免許取り消しは対象外です。
「仕事や家族の都合で車が不要になる可能性がある人」は中途解約オプション、「数年後の運転卒業を考えている人」は免許返納オプションが候補になります。
どちらを選ぶ場合も、未払いリース料がないことや、車を原状回復して返却することなどの条件があります。
オリコで乗ーるがおすすめの人
中途解約オプションを含めて考えると、オリコで乗ーるは次のような人に向いています。
- 転勤や海外赴任の可能性がある人
- 結婚や出産などで家族構成が変わる可能性がある人
- 長期のカーリース契約に不安がある人
- 国産車だけでなく輸入車も検討したい人
- 契約期間や走行距離を相談しながら決めたい人
- 車種の選択肢と契約の柔軟性を両立したい人
オリコで乗ーるでは、国産車・輸入車を含む約300車種から選択できます。豊富な車種から希望に合う車を探しながら、将来の生活変化にも備えられることが強みです。
一方で、中途解約オプションを付けても、契約直後から返却できるわけではありません。返却できる時期、オプション料金、走行距離、原状回復の条件まで確認したうえで、自分に合った契約内容を相談しましょう。
将来の変化に備えたプランを相談する
オリコで乗ーるで、自分に合う車種・契約期間・走行距離を確認
KINTOは解約金フリープランならいつでも返却できる
KINTOには、初期費用0円で始められる「初期費用フリープラン」と、契約途中でも中途解約金がかからない「解約金フリープラン」があります。解約金フリープランは、契約時に所定の申込金を支払うことで、利用期間にかかわらず中途解約金0円で車を返却できるプランです。
転勤や単身赴任の期間だけ車を使いたい人、数年以内に家族構成が変わる可能性がある人など、車が必要な期間を予測しにくい場合に向いています。ただし、「いつでも返却できる」といっても、申し込んだ当日に解約できるわけではありません。解約希望日の前々月1日から末日までにMy KINTOから手続きを行い、指定された期間内に車を返却する必要があります。
また、中途解約金はかかりませんが、解約希望日以降に請求日を迎える未払いリース料や、車両状態・走行距離に応じた返却時の精算が発生する場合があります。
月額5か月分相当の申込金が必要
解約金フリープランを利用するには、契約時に月額利用料5か月分相当の申込金が必要です。
例えば月額利用料が4万円の場合、申込金の目安は約20万円です。申込金とは別に、契約開始後の月額利用料も毎月支払います。
解約金フリープランの主な契約条件は次のとおりです。
- 申込金は月額利用料5か月分相当
- 初回契約期間は3年
- ボーナス併用払いは利用不可
- 契約途中でも中途解約金0円
- 契約満了後は返却・乗り換え・再契約を選択可能
まとまった初期費用は必要になりますが、途中で車が不要になった場合に、高額な中途解約金が発生するリスクを抑えられます。
一方、3年間の契約満了まで乗る予定が決まっている人は、申込金が不要な初期費用フリープランも含めて総支払額を比較したほうがよいでしょう。
初期費用フリープランは中途解約金が発生する
初期費用フリープランは申込金0円で始められますが、契約途中で解約する場合は、原則として所定の中途解約金が発生します。中途解約時に必要な精算金は、基本的に次の合計です。
中途解約時の精算金=中途解約金+未払いリース料
中途解約金は「残リース料」と「追加精算金」で構成され、解約する時期や車種、契約期間によって金額が異なります。特に契約開始から間もない時期に解約すると、負担が大きくなる可能性があります。初期費用フリープランは、初期費用を抑えて契約満了まで乗りたい人向け。解約金フリープランは、最初に申込金を支払ってでも、将来の中途解約リスクに備えたい人向けです。
| 比較項目 |
初期費用 フリープラン |
解約金 フリープラン |
|---|---|---|
| 01 申込金 | 0円 | 月額5か月分相当 |
| 02 契約期間 | 3・5・7年 | 3年 |
| 03 中途解約金 | 原則必要 | 0円 |
|
04
ボーナス 併用払い |
選択可能 | 利用不可 |
| 05 向いている人 |
契約満了まで 乗る予定の人 |
利用期間が変わる 可能性がある人 |
※契約条件や対象車種は変更される場合があります。申込み前にKINTO公式サイトで最新情報をご確認ください。
契約期間中に車が不要になる可能性がある場合は、月額料金だけでなく「途中で返却する場合の費用」まで比較して選びましょう。
トヨタ・レクサス車を希望する人向け|SUBARUは対象外
KINTOの新車では、トヨタ・レクサス・SUBARU車を取り扱っています。車両代だけでなく、税金、自動車保険、車検、メンテナンスなどが月額利用料に含まれていることが特徴です。ただし、SUBARU車は解約金フリープランの対象外です。SUBARU車を選ぶ場合は初期費用フリープランとなり、契約途中で返却すると所定の中途解約金が発生します。
そのため、解約金なしで途中返却できるプランを重視する人は、トヨタ車またはレクサス車から対象車種を確認しましょう。
KINTOは次のような人に向いています。
- トヨタ車やレクサス車に乗りたい人
- 転勤や単身赴任などで利用期間が決まっていない人
- 数年以内に車を乗り換える可能性がある人
- 任意保険を含めて車の費用を一本化したい人
- 車検やメンテナンスを販売店に任せたい人
- 中途解約金のリスクをあらかじめ抑えたい人
なお、解約金フリープランでも、未払いリース料は支払う必要があります。さらに、基準走行距離の超過や通常使用の範囲を超える傷・汚れなどがある場合は、修繕・修復費用や超過走行料が請求される可能性があります。
「中途解約金0円」と「返却時の支払いが完全に0円」は同じ意味ではありません。申込金、月額利用料、返却時の精算条件まで確認したうえで契約しましょう。
オリックスカーリースは一定期間後に返却できる
オリックスカーリースの新車向け「いまのりシリーズ」は、所定の利用期間を経過すると、解約違約金なしで車を返却できることが特徴です。
契約直後から自由に解約できるわけではありませんが、一般的なカーリースよりも途中返却の選択肢を持ちやすく、転勤や家族構成の変化、車が不要になった場合などに対応しやすい仕組みになっています。返却できる時期は、契約するプランによって異なります。
| プラン | 契約期間 | 違約金なしで返却できる時期 |
|---|---|---|
| 01 いまのりくん | 5年 | 2年経過後 |
| 02 いまのりセブン | 7年 | 5年経過後 |
| 03 いまのりナイン | 9年 | 7年経過後 |
| 04 いまのりイレブン | 11年 | 9年経過後 |
※返却可能時期より前に解約する場合は、所定の中途解約金が必要です。
ただし、返却可能時期より前に解約する場合は、オリックス自動車所定の中途解約金が必要です。また、途中返却の手続きでは、原則として返却予定日の2か月前までに書面で申し出る必要があります。
「いまのりくん」は2年経過後から返却可能
「いまのりくん」は5年契約ですが、契約開始から2年が経過すると、解約違約金なしで車を返却できます。返却だけでなく、別の車へ乗り換えることも可能です。
例えば、転勤や単身赴任などで数年間だけ車を使いたい人や、結婚・出産によって必要な車のサイズが変わる可能性がある人に向いています。
ただし、契約開始から24か月間は原則として解約できません。2年経過後に返却する場合も、返却予定日の2か月前までに所定の書面で通知する必要があるため、早めに手続きを始めましょう。
なお、「いまのりくん」は契約満了後に車をもらえるプランではありません。5年間乗り続けた場合は、車を返却するか、再リースして契約を延長することになります。
長期プランは契約満了2年前から返却可能
7年・9年・11年の長期プランは、いずれも契約満了の2年前から解約違約金なしで返却・乗り換えが可能です。
- いまのりセブン:5年経過後
- いまのりナイン:7年経過後
- いまのりイレブン:9年経過後
長期プランは契約期間を長くすることで、毎月のリース料金を抑えやすい点がメリットです。契約満了まで乗り続ければ、原則として車をそのまま受け取ることもできます。
一方、返却可能時期より前に車が不要になった場合は、所定の中途解約金が発生します。例えば「いまのりセブン」は、5年が経過するまでは解約違約金なしで返却できません。
そのため、数年以内に車が不要になる可能性がある人は「いまのりくん」、月額料金を抑えて長く乗り、最終的に車を自分のものにしたい人は長期プランが候補になります。
傷や走行距離超過による精算に注意
返却可能時期を過ぎていれば解約違約金はかかりませんが、返却時の支払いが必ず0円になるわけではありません。途中返却時の走行距離が、次の基準を超えている場合は追加請求が発生します。
基準走行距離=契約開始からの経過月数×2,000km
基準を超えた分については、1kmあたり8円の過走行損害金が請求されます。例えば契約開始から60か月後に返却する場合、基準走行距離は12万kmです。実際の走行距離が13万kmなら、超過した1万kmに対して8万円が追加請求の目安になります。
また、車両の査定結果によっては、次のような状態も精算の対象になる可能性があります。
- 大きな傷やへこみなどの外装損傷
- シートや内装の損傷
- タバコの焦げ跡や強い臭い
- ペットによる傷や臭い
- 事故修復歴による車両価値の低下
- 元に戻せない改造やカスタマイズ
「解約違約金なし」と「追加費用なし」は同じ意味ではありません。途中返却を考えている場合は、返却可能時期だけでなく、走行距離と車両状態も確認しておきましょう。
オリックスカーリースは、一定期間は乗り続ける予定があるものの、その後の生活変化に備えて返却や乗り換えの選択肢を残しておきたい人に向いています。
中途解約のリスクを抑える5つのポイント
カーリースは原則として、契約期間の途中で自由に解約できません。転勤や引っ越し、家族構成の変化、事故などによって車が不要になった場合でも、中途解約金が発生する可能性があります。
将来の予定を完全に予測することはできませんが、契約期間や返却条件、保険の補償内容を事前に確認しておけば、途中解約による負担を抑えやすくなります。
ここでは、カーリースを契約する前に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
必要以上に長い契約期間を選ばない
カーリースは契約期間を長くすると、月額料金を抑えやすくなります。しかし、安さだけを理由に必要以上に長い契約を選ぶと、生活環境が変わったときに途中解約しにくくなります。
例えば、5年程度で車を乗り換える可能性がある人が、月額料金を安くするために9年や11年の契約を選ぶと、途中で車が不要になっても長期間リース料を支払い続けなければならない場合があります。
契約期間を選ぶときは、現在の月額料金だけでなく、次に車を乗り換えたい時期や今後の働き方、家族構成の変化まで考えることが大切です。
利用期間が決まっていない場合は、短期間のプランや一定期間後に違約金なしで返却できるサービスも比較しましょう。
転勤や引っ越しの可能性を考える
転勤や引っ越しは、カーリースを途中解約する主な理由のひとつです。
特に、海外転勤、公共交通機関が充実した地域への転居、駐車料金が高い都市部への引っ越しなどでは、契約途中で車が不要になる可能性があります。
今後転勤する可能性がある人は、次の点を契約前に確認しておきましょう。
- 転勤や引っ越しを理由に途中返却できるか
- 違約金なしで返却できる時期
- 住所変更後も契約を継続できるか
- 海外転勤時の取り扱い
- 返却手続きに必要な連絡期限
「転勤の可能性は低いから大丈夫」と考えるのではなく、万が一のときにどの程度の費用が必要になるかまで確認しておくと安心です。
中途解約オプションの対象期間を確認する
「中途解約オプションあり」「違約金なしで返却可能」と記載されていても、契約直後から自由に返却できるとは限りません。
サービスによっては、契約開始から一定期間が経過した後でなければ返却できない場合があります。また、転勤や免許返納など、適用される理由が限定されていることもあります。
中途解約オプションを比較するときは、次の項目を確認しましょう。
- オプションへ加入できる契約期間
- 違約金なしで返却できる時期
- 返却が認められる理由
- 返却前に必要な連絡期間
- 走行距離や車両状態の条件
- オプション料金や申込金の有無
中途解約金が0円でも、走行距離の超過や傷、へこみ、事故歴などによる精算が発生する場合があります。「違約金なし」と「返却時の支払いが一切ない」は同じ意味ではないため、適用条件まで確認することが重要です。
全損時の解約金を補償できる任意保険を検討する
事故や自然災害、盗難などによってリース車が全損になると、車を使用できなくなるため、リース契約が強制的に終了する可能性があります。
この場合、残っているリース料や契約終了に伴う精算金が一括請求されることがあります。車両保険から保険金が支払われても、中途解約時に必要な金額をすべて補えない可能性には注意が必要です。
全損時の負担に備える場合は、車両保険に加えて、リース契約の中途解約金や残債を補償できる特約があるかを確認しましょう。
保険会社によって、特約の名称や補償範囲、支払限度額は異なります。契約前にリース会社と保険会社の両方へ相談し、全損時にどこまで補償されるのか確認しておくと安心です。
月額料金だけでなく総支払額も比較する
月額料金が安いカーリースでも、契約期間やボーナス払い、オプション料金を含めると、総支払額が高くなる場合があります。
料金を比較するときは、月額料金だけでなく、次の費用も含めて確認しましょう。
- 契約時の申込金や初期費用
- 月額料金の支払総額
- ボーナス払いの総額
- メンテナンスプランの料金
- 任意保険料
- 中途解約オプションの料金
- 契約満了時・返却時の精算費用
可能であれば、契約満了まで利用した場合だけでなく、「3年後に返却した場合」「5年後に車が不要になった場合」など、途中で解約するケースも想定して費用を確認しましょう。
月額料金の安さだけで決めず、利用予定期間と総支払額、中途解約時の負担をまとめて比較することが、無理のないカーリース選びにつながります。
カーリースを中途解約するときの流れ
カーリースを途中でやめたい場合は、契約者の判断だけで車を返却したり、売却したりすることはできません。まずリース会社へ相談し、中途解約が認められるか、どのような費用と手続きが必要かを確認します。
一般的な中途解約の流れは、次の7ステップです。リース会社や契約内容によって手続きが異なるため、実際には担当者の案内に従って進めましょう。
1.契約書で中途解約条件を確認する
最初に、リース契約書や契約約款に記載されている中途解約の条件を確認します。
特に確認したい項目は次のとおりです。
- 中途解約が認められる条件
- 違約金なしで返却できる時期
- 中途解約金の計算方法
- 走行距離制限と超過料金
- 傷やへこみなどの原状回復条件
- 解約希望日の何日前までに連絡が必要か
- 事故・盗難・全損時の取り扱い
中途解約オプションに加入している場合でも、契約開始から一定期間は利用できなかったり、適用理由が限定されていたりすることがあります。
契約書を読んでも分からない項目がある場合は、自己判断せず、リース会社へ確認しましょう。
2.契約した販売店またはリース会社へ連絡する
契約内容を確認したら、契約した販売店またはリース会社へ中途解約を希望していることを伝えます。
連絡時には、契約番号や車両情報に加えて、次の内容を整理しておくと手続きがスムーズです。
- 中途解約を希望する理由
- 希望する解約・返却時期
- 現在のおおよその走行距離
- 事故や修理の履歴
- 車両に目立つ傷やへこみがあるか
- 未払いのリース料があるか
カーリースは原則として契約期間中の解約が制限されているため、まずは中途解約が可能かどうかをリース会社に判断してもらいます。
3.中途解約金の試算を依頼する
中途解約が可能な場合は、リース会社へ解約金の試算を依頼します。
中途解約時には、残りのリース料だけでなく、契約内容に応じて事務手数料や未払い料金、残価に関する精算などが含まれる場合があります。
試算を受け取ったら、合計金額だけでなく、次の内訳も確認しましょう。
- 未払いの月額リース料
- 残契約期間分のリース料
- 中途解約に伴う手数料
- 車両の想定査定額
- 未経過分の税金・保険料などの取り扱い
- 走行距離超過や原状回復に関する費用
この段階で提示される金額は、査定前の概算であることがあります。最終的な支払額がいつ確定するのかも確認しておきましょう。
4.車両の査定を受ける
次に、リース会社や指定された業者による車両査定を受けます。
査定では、一般的に次のような項目が確認されます。
- 車体の傷やへこみ
- 内装の汚れや破損
- 事故・修復歴
- タバコやペットなどの臭い
- 走行距離
- 改造や取り外した純正部品の有無
- タイヤや付属品の状態
車両の状態によっては、査定額が想定より低くなり、追加精算が必要になる可能性があります。
査定前には車内の私物を整理し、契約時に付属していたスペアキー、取扱説明書、整備記録簿、純正部品などをそろえておきましょう。
査定前に自己判断で修理や売却をしない
リース車の所有者は原則としてリース会社です。傷やへこみを見つけても、査定前に自分で修理したり、買取業者へ売却したりしてはいけません。修理方法によっては再修理が必要になり、かえって費用が増える可能性があります。事故や損傷がある場合は、先にリース会社へ連絡して指示を受けましょう。
5.解約金や原状回復費を確認する
車両査定が終わると、査定結果を反映した中途解約金や原状回復費が提示されます。
このときは、事前に受け取った試算と比較し、金額が増減した理由を確認しましょう。
特に、次のような費用が追加されていないかをチェックします。
- 傷やへこみの修理費
- 内装の汚れや破損に対する費用
- 走行距離超過料金
- 事故による車両価値の低下
- 紛失した付属品やスペアキーの費用
- 元の状態へ戻すための原状回復費
内容に不明点がある場合は、費用の根拠や査定結果の説明を求め、納得してから正式な解約手続きへ進みましょう。
6.解約書類を提出する
最終的な解約条件と支払額に合意したら、リース会社から案内された書類を提出します。
必要な書類は契約内容によって異なりますが、一般的には解約申込書や解約同意書、本人確認書類などが求められます。
書類の記入漏れや返送の遅れがあると、希望日に解約できない可能性があります。提出期限と解約日、支払期日、車両返却日をそれぞれ確認しておきましょう。
7.車を指定場所へ返却する
最後に、リース会社が指定する店舗や返却場所へ車を返します。
返却前には、次の項目を確認しましょう。
- 車内に私物やETCカードが残っていないか
- スペアキーや取扱説明書がそろっているか
- 後付けした機器やパーツの扱い
- 返却時の燃料残量
- 返却場所と受付時間
- 自宅から返却場所までの移動手段
車を返却しても、解約金や追加精算の支払いが残っている場合があります。支払いが完了し、リース会社から解約完了の案内を受け取るまで、契約関係の書類や精算明細は保管しておきましょう。
カーリースの中途解約では、連絡した時点ですぐに契約が終了するわけではありません。査定や書類の提出、車両返却までに時間がかかるため、解約を検討し始めた段階で早めにリース会社へ相談することが大切です。
参考:国民生活センター「カーリースに関する消費者トラブルにご注意!」
カーリースの中途解約に関するよくある質問
カーリースの中途解約について、転勤や全損事故、免許返納など、よくある疑問に回答します。実際の取り扱いはリース会社や契約プランによって異なるため、最終的には契約書を確認し、リース会社へ問い合わせましょう。
転勤を理由に中途解約できますか?
転勤だけを理由に、違約金なしで中途解約できるとは限りません。
海外転勤や車が不要な地域への引っ越しなど、やむを得ない事情として中途解約が認められる場合はありますが、原則として所定の中途解約金が必要です。
ただし、転勤などを対象とした中途解約オプションや、一定期間経過後に違約金なしで返却できるプランもあります。転勤の可能性がある人は、契約前に対象となる理由や返却可能時期を確認しておきましょう。
事故で全損した場合も違約金がかかりますか?
全損によって車を使用できなくなると、原則としてリース契約は途中で終了し、中途解約金が発生します。
車両保険から保険金が支払われても、中途解約金や残債を全額補えず、差額を自己負担する可能性があります。
一方、任意保険が月額料金に含まれ、全損・盗難時の中途解約金が補償されるサービスもあります。契約前に、車両保険の保険金額だけでなく、全損時の中途解約金まで補償されるか確認しておくと安心です。
免許返納なら無料で解約できますか?
免許を返納しても、すべてのカーリースで無料解約できるわけではありません。
一般的なカーリースでは、免許返納も契約者側の事情による中途解約として扱われ、所定の解約金が発生する場合があります。
ただし、免許返納時の中途解約金を免除するプランやオプションも用意されています。適用には、契約開始から一定期間が経過していることや、運転免許取消通知書などの証明書類の提出が必要になることがあります。
高齢の家族が利用する場合は、「免許返納なら無料」と判断せず、対象となる契約期間や適用条件まで確認しましょう。
残りのリース料を払えば解約できますか?
リース会社が中途解約を認めれば、所定の解約金を支払って契約を終了できる場合があります。
ただし、支払額は残りの月額リース料を合計した金額だけとは限りません。契約内容に応じて、残価や事務手数料、未払い料金、車両の査定額、原状回復費などを反映して計算されます。
そのため、契約者が残りのリース料を自己計算して支払うことはできません。まずリース会社へ連絡し、中途解約が可能か確認したうえで、正式な解約金の試算を依頼しましょう。
解約金を分割払いできますか?
中途解約金は、一括払いを求められるのが一般的です。
解約金は数十万円から100万円を超える可能性もありますが、リース会社が必ず分割払いに対応してくれるとは限りません。
一括での支払いが難しい場合は、支払期日を迎える前にリース会社へ相談しましょう。支払いを放置すると、遅延損害金が発生したり、信用情報へ影響したりするおそれがあります。
分割払いの可否や支払方法は契約先によって異なるため、解約手続きを進める前に確認することが大切です。
車を買い取れば中途解約できますか?
契約途中の買い取りが認められるかは、リース会社と契約プランによって異なります。
カーリースでは車の所有者がリース会社になっているため、契約者の判断だけで車を買い取ったり、第三者へ売却したりすることはできません。
途中での買い取りに対応している場合も、残りのリース料だけでなく、設定残価や手数料などを含めた金額で精算することがあります。一方、契約途中の買い取り自体を認めていないサービスもあります。
車を最終的に自分のものにしたい場合は、契約満了時に車をもらえるプランや、買い取りを選択できるプランを契約前に検討しましょう。
まとめ
途中解約が不安なら契約前に返却条件を確認しよう
カーリースは、契約期間を前提に月額料金が設定されているため、原則として契約途中に自由な解約はできません。やむを得ない事情で解約が認められても、中途解約金や車両の原状回復費、走行距離の超過料金などが発生する可能性があります。契約後の負担を避けるためにも、月額料金の安さだけでなく、次の3点を確認しておきましょう。
・一般的なカーリースは原則として中途解約できない
・解約できても、中途解約金や原状回復費が発生する可能性がある
・途中返却に備えられるプランでも、対象期間や適用条件が決められている
転勤や引っ越し、結婚、出産、免許返納など、将来のライフスタイルが変わる可能性は誰にでもあります。契約期間を必要以上に長くせず、「いつから返却できるのか」「どのような費用がかかるのか」まで確認して選ぶことが大切です。
オリコで乗ーるでは、追加オプションとして「途中でかえせるプラン」を選択できます。所定の期間を経過した後の返却に備えられるため、長期契約に不安がある人や、将来車が不要になる可能性がある人にも検討しやすいカーリースです。
ただし、契約期間や車種などによって適用条件が異なります。申し込み前に、自分が希望する条件で途中返却の対象になるか相談しておきましょう。
ライフスタイルが変わる可能性がある方へ
オリコで乗ーるなら、車種・契約期間・途中返却についてプロに相談できます。
